クリスマスにヒイラギを飾る理由は?リース以外の使い方と育て方も解説

クリスマスにヒイラギを飾る理由は?
クリスマスリースの材料として、クリスマスの歌の歌詞として、ヒイラギはクリスマスに欠かせません。

ここでは、
・ヒイラギをクリスマスに飾る理由
・クリスマスリース以外のヒイラギの使い方
・ヒイラギの育て方

について紹介します。

ヒイラギは、そんなに手をかけずに育てることができるので、冬の庭にオススメです。

ヒイラギをクリスマスに飾る理由は?


そもそも、どうしてヒイラギをクリスマスの飾りに使うのでしょうか

クリスマスの飾りに使うということは、サンタクロースと何か関係があるのでは?

それとも、クリスマスは、キリスト教徒がイエス・キリストの誕生をお祝いする日だから、キリスト教と何か関係があるのでは?

調べてみましたので、紹介します。

ヒイラギはサンタクロースと関係がある?

残念ながら、関係ありません

サンタクロースが、現在のように赤い服を着て、トナカイがひくソリに乗って、子供達にプレゼントを配る、というイメージで定着したのが19世紀後半だそうです。

しかし、ヒイラギを飾る習慣は、古代ローマ人が冬至祭を祝う時にあった(西暦2 – 4 世紀ぐらい)そうです。

その後、ヨーロッパのキリスト教徒が、古代ローマ人のヒイラギを飾る習慣をクリスマスに取り入れた、ということです。

ですから、現在のようなサンタクロースが登場した時代よりかなり前になります

ヒイラギはイエス・キリストと関係ある?


(2018年12月撮影)

はい、ヒイラギはイエス・キリストと関係があります

ヒイラギは、西ヨーロッパで、キリスト教が広まる前から、家の前によく植えられている木でした。

魔除けと子孫繁栄のために植えられていたと言われています。

古代ローマ人は、冬至祭を祝う時に、ヒイラギを飾っていたそうです。

その後、最初は、ヨーロッパのキリスト教徒が古代ローマ人の習慣を取り入れて、クリスマスにヒイラギを飾るようになったとか。

そして、キリスト教がヨーロッパに広まってからは、

・ヒイラギは常緑(1年中葉が緑色で落葉しない)なので、キリストの永遠の命を表す
・ヒイラギのギザギザの葉は、キリストが処刑されるときにつけていた冠を表す
・ヒイラギの赤い実が、キリストが処刑されたときに流した血を表す

というように、ヒイラギはイエス・キリストと結びつけられるようになりました。

こうして、キリストの誕生を祝うクリスマスの飾りに、ヒイラギを使うようになった、というわけです。

ヒイラギが赤い実をつけるのは冬なので、ツヤツヤとした緑色の葉と合わせて、キレイな飾りを作るのに向いていますよね。

イエス・キリストってだれ?


ここで、「イエス・キリストってだれ?」と思った人のために、簡単に紹介します。

時代は、紀元前7世紀ごろから西暦30年ごろになります。

パレスチナのナザレの大工ヨセフと妻マリアの子として生まれた。30歳ごろバプテスマのヨハネから洗礼を受け、ガリラヤで神の国の近いことを訴え、宣教を始めた。ペテロなど12人の弟子と活動を続けたが、ユダヤ人に捕らえられローマ総督により十字架刑に処せられた。その死後3日目に復活したと確信した弟子たちはイエスをメシア(救世主)と信じ、ここにキリスト教が始まった。
(引用:デジタル大辞泉 イエス・キリスト

イエス・キリストが十字架で処刑されて、その3日後に復活した、という出来事がキリスト教にとってとても大切なのです。

クリスマスの飾り以外にヒイラギは使える?


(2018年12月撮影)

クリスマスの飾り以外にも、ヒイラギは、

・冬の庭の主役として
・生垣として
・節分の鬼除けとして

使えます。

ヒイラギは冬の庭の主役として使える

ヒイラギは常緑で冬に赤い実がなるので、花が少なくなる冬の庭で重宝します

上の写真は、私の花壇の写真です。

真ん中にあるのがヒイラギです。

小さな苗から育ててまだ1年なので、かなり小さいですが、それでも濃い緑色の葉と赤い実が冬の花壇を華やかにしてくれます

寂しくなりがちな冬の庭を彩る木として、ヒイラギをぜひオススメします。

ヒイラギは生垣として使える


イギリスでは、ヒイラギのように常緑で冬に実がなる木を生垣として使うことを推奨しています。

・柵よりも生垣の方が、ハリネズミのような野生の動物たちが行き来しやすい
・冬に実がなるので、野鳥の餌になる

というのが、理由だそうです。

庭にハリネズミがやって来るなんて、ワクワクしますね。

もちろん、日本でも、生垣として使えます。

ヒイラギを生垣として使う場合は、年2回くらい剪定する必要があります。

節分の鬼除けとしても使える


節分のときに、ヒイラギの枝にイワシの頭を刺して玄関先に飾りますよね。

日本では、ヒイラギのように尖った葉を持つ木を魔除けとして、昔から使っています。

節分のヒイラギとイワシの頭は、ヒイラギの尖った葉とイワシの臭いを鬼が苦手としているので、鬼を追い払う意味があるようです。

ヒイラギはどうやって育てるの?

ヨーロッパなどでクリスマスの飾りに使われているのは、西洋ヒイラギという種類です。

日本で、「クリスマスホーリー」として販売されているのは、シナヒイラギが多いですが、西洋ヒイラギの仲間です。

西洋ヒイラギもシナヒイラギも、モチノキ科モチノキ属の常緑樹です。

4 – 5 月に白い花が咲き、11 – 12月に赤い実がなります。

高さ6 – 7メートルまで成長する高木ですが、剪定して生垣にもできます。

雄株と雌株がある

ヒイラギには、雄株と雌株があります

実がなるのは雌株です。購入するときには、必ず確認しましょう。

雌株を植えても、雄株と受粉できないと実がなりません。

ただし、別のモチノキ科の雄の木でも大丈夫です。

でも、私の場合、植えたのは雌株だけですが、今年ちゃんと実がなりました。

多分、ご近所のお庭に、ヒイラギ男子か他のモチノキ男子が植わっているのではないかと、推測しています。

半日陰に向いている


(2018年11月撮影)

ヒイラギは、半日陰に向いていると言われながらも、実つきをよくするために日当たりが良い所に植えましょう、という解説が多いので、どっちがいいかなと迷ってしまいます。

我が家のヒイラギは、午前中しか日光が当たらない半日陰の花壇に植えていますが、今年はびっしりと実がなっています。

ヒイラギは乾燥を嫌うので、一日中太陽が当たるところよりも、半日陰の方がいい、というのが私の感想です。

ヒイラギでクリスマスをお祝いしましょう


ヒイラギは、とても育てやすいし、冬の庭で本当に重宝するので、ぜひオススメします。

今年は、うちの小さなヒイラギの木の枝を少し切って、クリスマスのご馳走に添えようかな、と考えています。

(参考資料)

サンタの歴史:聖ニコラウスが今の姿になるまで NATIONAL GEOGRAPHIC 2017年12月19日

“Holly: the meaning of the festive tree”, THE GUARDIAN

“TRANSFORM YOUR GARDEN INTO A WILDLIFE HAVEN FOR WINTER”The English Garden 2018年10月15日

「セイヨウヒイラギ」みんなの趣味の園芸

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